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2010-12-03

エピソード「先輩、私を好きにして下さい」(ノベル)(※18禁注意)

結婚から2ヶ月ほど経った8月中旬。
逢が誘拐された事件から3日経ったある日の出来事。
僕も逢も朝から仕事に行っていた。

「おはようございます」
「お!七咲選手、おはよう」

そうそう、逢がやっている仕事は競泳の選手なんだ。
この前の大会で日本新記録をマークした凄腕の選手なんだ。
高校時代、進路を悩んでいた逢に僕がアドバイスしてあげた。
一流の体育大学に行って競泳の選手になったらどうかと。
そしたら逢は見事に才能を開花させた。
やっぱり僕が見込んだだけのことはある!
逢は僕の最高の奥さんだ。

この日は朝9時から練習があるらしい。
早速練習するため、逢は更衣室へと向かった。

「今日はクロールの練習かな」

逢がボソッと呟きながら着替えていると……

「あら、七咲さん。早いのね」
「あ、先輩。おはようございます」

まあ、誰も勘違いしないと思うけど、一応説明しておこう。
『先輩』というのはここでは僕のことではなく、逢の競泳の先輩らしい。

「……」
「……どうしたの?ボーッとして?」
「えっ?いえ、別に」
「ははーん。さては私の胸に見惚れていたのね」
「なっ!?何を……そんなわけないじゃないですか!」
「今うらやましそうな顔してたわよ」
「……」
「はぁ……先輩はいいですね。そんなに胸が大きくて。私も分けてもらいたいですぅ」
「ち、違います!!」
「いいこと教えてあげる!」
「な、何ですか?」
「胸ってね……愛情込めて優しく揉んであげると大きくなるんだってよー」
「う……」
「あ、そうだ!七咲さんって確か旦那さんいたわよね?」
「……はい。一応います」
「うらやましいわね!私より胸小さいのに旦那さんがいるなんて」
「う……一言余計です」
「七咲さんの方が人生の勝ち組よね~」
「そ、そんな訳……」
「そこでね!」
「先輩、人の話聞いて下さい」
「いいから!七咲さん、ちょっと耳貸して。大きな声じゃ言えないのよ」
「もう先輩!」
「あのね……」
「はい」
「旦那さんに揉んでもらったら?」
「えっ??今何て??」
「だーかーらー旦那さんに胸を揉んでもらったら?大きくなるわよ」
「……はい??い、嫌ですよ、そんなの」

――しゅう先輩に胸を揉んでもらうなんて……絶対に嫌!!
あのエッチな先輩のことだからきっと喜ぶに決まってる!!
冗談じゃない。

「あ、そ。ならいいわ。そのままでいなさい」
「そうさせてもらいます」
「……」
「……」
「それにしても七咲刑事って、かっこいいわよね~」
「はい??いきなり何の話ですか?」
「だって、あなたのために拳銃一つ持って単身で犯人のアジトに乗り込んだんでしょ?」
「それが何か?」
「奥さんのために生命を張れるかっこいい旦那!彼ならきっとあなたの相談に乗ってくれるわよ」
「い、嫌ですよ……あんな人」
「あらあら、愛する旦那をそんなひどい言い方するなんて、あなたってひどいわね」
「ひどくて結構です。それでは、私は着替え終わったので失礼します」

逢が更衣室を出て行く。

「ふふふ。あんなに照れちゃって。七咲さんったらかわいいんだから」
「七咲刑事、頑張りなさいよ。あなたの腕にかかってるんだから」


一方その頃、警察署では……

「七咲、次は商店街のパトロールだぞ」
「わ、わかりま……はっくしょん」
「どうした?風邪か?」
「い、いえ、別に。はっくしょん。はっくしょん」
「き、気を付けろよ」
(誰かが僕の噂をしているな。さっきから妙な悪寒がする……)


バシャバシャバシャ……ピッ。

「うん、前回よりもいいタイムだ。この調子でいけば次の大会は勝てるな」
「はい。コーチ、ありがとうございます」
「よし、ちょっと休憩だ。5分したらまた練習だ」
「はい」

クロールのタイムを測り終えた逢はタオルで身体を拭いている。

「う……」

逢は胸を拭こうとして手を止めた。
どうやらさっきの先輩の言ったことを気にかけているようだ。

――別に、このままでもいい気がする。
だって、先輩は本当は胸の大きい子が好きなはずなのに、私を選んでくれた。
先輩は胸ではなく、中身を見て私を選んでくれた。
だから、ちょっとくらい小さくたって別に問題はないはず。

逢は胸を拭いてベンチに腰掛けた。

――でも、先輩は胸が大きい方が嬉しいのかな?
いや、違う!だって先輩はあの時!

『……決して大きいとは言えなくても、毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から押し上げられ……外側からは抵抗をなくす為に開発された競泳水着によって圧迫されている胸』
『僕は、その火薬の様に爆発しそうな程のエネルギーを蓄えた感じが見たくて、ついつい覗きに来てしまったんです!本当にすみませんでした!!』


そう言ってくれた。正直、嬉しかった。
でも、あれが私を気遣って言ったセリフで、本心は違っていたら……。
……
駄目、そんなこと考えちゃ!もっと先輩のことを信じてあげないと。
でも、でも……。

「七咲、そろそろ休憩終わりだ」
「あ、はい。分かりました」

――先輩……私はどうしたらいいんですか?


一方その頃、商店街では……

「うーん、どうしたらいいんだろうねぇ?」
「しゅうちゃん、どうかしたの?」
「ああ、まっちゃんか。何かさっきから妙な悪寒がしてくしゃみが止まらないんだ」

まっちゃんとは、大学の同期で同僚でもある松原正義のことだ。
以前、僕が記憶喪失になった時にも大変世話になった。
今の逢との関係を築いてくれた恩人のうちの一人でもある。

「ひょっとして……あいつが噂してんじゃねぇの?」
「は?あいつって?」
「とぼけんなよ~このリア充が!!」
「いてっ!リ、リア充ってあのなぁ……」
「ああ、ちなみに今のセリフはな、この話を読んでる人たちの気持ちを俺が代弁してやったんだ」
「誰だよ?それ」
「愛する旦那の噂をしちゃうなんて……は……ははは」
「愛する旦那って……僕のことか?ってことは逢しかいないよなぁ」
「そうに決まってるだろ?」
「逢は今日必死で練習してるはずだぞ?余計なこと考えてる暇なんてないはずだ」
「またまた~」
「う……何だよ?」
「聞いてみれば?何か悩みがあるのかもよ?」
「ないだろ、そんなもん。うちの逢に限って」
「みんな、聞いた?うちの逢だって!は……うらやましくなんかないやい!」
「だから誰に話してんだよ?」


そして夕方

「ただいま」
「あ、逢。おかえり」
「う……」

逢は僕を見るなり恥ずかしがってそっぽを向いた。

「ん?どうした?僕の顔に何か付いてる?」
「い、いえ、何も」
「そっか。ならいいんだ」
「……」

逢は無言で部屋に向かう。

――やっぱり嫌だ。私には絶対に無理。
先輩に胸を揉まれるだなんて……触られるのも嫌なのに。
それに私は今まで何度か先輩に胸を触られたり揉まれたりして……その度に先輩に対して本気で怒ってきた。
今更、やっぱり触っていいだなんて言えるはずがない。
一度言ったことをそう簡単には否定できない。
でも……どうすれば?私はいったいどうすればいいの?

――うーん……何か、逢の様子がさっきからおかしいな。
どうして僕を見るなり照れたんだ。
別に僕は何もしてないのに。どうしてなんだ?
やっぱり、まっちゃんが言ってた通り、何か悩みがあるんじゃ?
僕で解決できるような悩みなら協力してあげたい気もするけど……。
よし、こうなったら後で逢から直接聞こう。

僕と逢はお互いに何も会話せず夕飯を食べた。
お互いに何も会話せず……というよりはお互いに何を話したらいいか分からないといった感じだ。
もし逢から聞き出すなら……寝る前にしよう。

……

「……先輩、おやすみなさい」
「あ、ああ……おやすみ、逢」
「……」

部屋に戻ろうとする逢。

「待って」
「え?」
「逢……もしかして何か僕に隠し事してる?」
「えっ??いえ、別に、何も」
「本当?」
「はい、本当です」
「じゃあ、何で帰って来てからあんなに様子がおかしかったの?」
「そ、それは……」
「それは?」
「ちょっと……疲れていたからです。今日は全力でタイムを測ったので」
「でも、それじゃあ僕を見ても照れたりはしないはずだ」
「……」
「照れるってことは……きっと僕には言えないことでもあるんじゃないのか?」
「……」
「もしかして……何か悩み事?」
「い、いえ……」
「もし何か悩んでいるのなら僕が力になる!だから一緒に解決しよう。一人で抱え込まずに」
「いえ、何も悩んでないです」
「逢……悩み事でも何でもいいから僕に相談してくれ!逢が苦しんでいるのを僕は見たくない」
「……」
「……」
「や……やっぱり……先輩には言えません。言いたくないんです」
「逢」
「お願いします」
「う……わ、分かったよ。逢がそこまで言うのなら大丈夫だな」
「おやすみなさい」
「うん。おやすみ」

――ごめんなさい、先輩。せっかくアドバイスいただいたのに、結局言えませんでした。
言いたくないんです。恥ずかしくて。

――逢……いったいどうしてしまったんだ?
僕に言えないこと?まさか……エッチなこととか?胸のことだったりして?
いや、あはは……まさかな。あの逢に限ってそんなことはない。
だって今まで僕は逢の胸を触ったり揉んだりして何度も本気で怒られてきた。
危うく結婚できないところだった。
だから逢が胸の相談をするなんてまずないな。
それに、僕はそんなこと気にしないし。
逢は逢だ。例え胸が小さくたって、逢のことが世界一好きだってことはこの先ずっと変わらないからな。
だとしたら……逢はいったい何に悩んでいるんだろう?

僕は気になって寝付けなかったので、悪いとは思ったが逢の部屋をこっそり覗いてみた。
逢はすでに寝ている……と思いきや、まだ部屋の電気はついていて、しかも……着替え中だった!!

――うっ!やばい……逢はまだ着替え中だったのか!!
下着を見てしまった。み、見なかったことにしよう。
しかし……何か様子が変だ。どうして胸を見つめたまま固まっているんだ?
まさか……僕の予感が本当に当たったんじゃ……?

もっとドアを開けて部屋の中の様子を見ようとしたその時だった。

ギィ……

「あ……!」
「ん……?」
「あ、逢……ごめん、もう寝てると思ってた」
「先輩……」
「えっ??逢?」

逢はあの時と同じ、涙ぐんだ顔をして、弱々しい声で僕を呼んだ。
あの時っていうのは例の僕と逢が付き合い出す前の放課後でのプールのことだ。
逢が僕を見るなり涙ぐんでプールに落ちたあの時と今の逢がそっくりだ。

「逢……どうしたんだ?泣いてるじゃないか」
「はっ!な、泣いてなんかいません」

逢は必死に涙を隠そうとするが、僕にはもうバレバレだ。
逢は急いでパジャマを着た。

「先輩……いったい何のつもりですか?私の部屋を覗いたりして」
「何のって……逢が心配だからに決まってるだろ!」
「ですが、私はさっき先輩には言いたくないと言ったはずです!なのに、どうして詮索するんです?」
「そんなの……逢を放っておけないからに決まってるだろ!」
「……」
「どうしたんだ?まさか……いじめられたのか?」
「違います」
「胸が小さいとか馬鹿にされたのか?」
「う……そ、そんなこと……」
「そうなのか!?」
「ち、違います……」
「逢!」
「えっ??あ……」

僕は逢の両肩に両手を載せて、逢を勢い良く後退させてそのままベッドに押し倒した。

「逢」
「先輩」
「そんなこと気にしなくていいんだよ!!誰に何と言われようと僕は今の逢が好きなんだ!大好きなんだ!」
「……」
「胸のことなんて……気にする必要ないんだよ。僕は……好きだから。逢も逢の胸も」
「ち、違います!!そんなんじゃありません。まったく、先輩はどうしていつもエッチな方向でしか物事を……」
「じゃあ、さっき何で胸を見つめたまま固まっていたの?」
「えっ??それは……」
「逢……僕たちは夫婦だろ?なのに隠し事なんて……嫌だよ」
「……」
「気になるじゃないか!気になって仕方ないよ!だって、逢のことが心配だから!!」
「先輩……」
「お願い……言いたくないって気持ちは分かる。だけど、どうか僕に話してほしい」
「……」
「僕が力になれるようなことだったら、僕は何でもする!逢のためなら何だってできるよ!だから!」
「う……」
「……」
「……じゃ、じゃあ……笑わないで聞いてくれますか?」
「うん」
「実は今日……」

……

「何だ、そんなことか。やっぱりな」
「そ、そんなことって何ですか?恥ずかしいんですよ」

僕に胸を揉んでほしい……それは逢らしからぬ発言だった。
だから言いたくなかったんだな。聞かなきゃよかった。
でも、これはチャンスなんじゃないか?
今まで胸を触られるのを本気で嫌がっていた逢がとうとう胸を触らせてくれるんだ!!
僕は一歩前進した気がする。
いや、一歩どころじゃないよ!!もっとだ!!
夫として、男としてこの上ない目覚しい前進をした!!
……でも、ここで調子に乗っちゃいけない。
ここは丁重に断るべきだな。

「せっかくの嬉しいお誘いだけど……僕には無理だ」
「……そうですよね」
「うん。だって、逢は今のままで十分だと思う」
「先輩……」
「その先輩が言ったことは気にしなくていいよ。だって僕が気にしてないから」
「先輩……ありがとうございます」
「逢……本当は言いたくなかったはずなのに、無理に言わせたりしてごめんな」
「いえ……」
「でも、相談してくれてありがとう。おかげで僕も安心した」
「私こそ、すみませんでした。先輩に心配をかけてしまいました」
「いいんだよ、これくらい」
「はい」
「……」
「ん……んん……」

僕は逢にキスをした。色々な意味を込めて。

「はぁ……あはは」
「クスッ」
「じゃ、邪魔して悪かったな。おやすみ、逢」
「おやすみなさい、先輩」

僕が部屋を出ようとすると……

「あ、やっぱり待って下さい」
「えっ??ど、どうした?まだ何か?」
「私……安心しました。ですから……そのお礼に……いいですよ」
「えっ??」

逢はパジャマを脱ぎ始めた。

「えっ??あ、逢……いったい何を?」
「ふふっ」

逢はさらに下着も脱いで上半身裸になった。
こ、これはまさか!!
僕の望んだ展開が来るのか!?来ちゃうのか!?

「えっ??み、見ちゃ駄目だ……見ちゃ駄目なんだ」

僕は両手で一生懸命目を塞いだ。

「別に……見てもいいですよ」
「えっ??」
「私、もう何とも思いません」
「で、でも……」
「今決心がついたんです。先輩のおかげで」
「ぼ、僕の?何が?」
「先輩になら……別に構いませんよ。私を……好きにして下さい」
「ええっ??あ、逢!?」
「あの……寒いので早くして下さい」
「さ、寒いって……そ、そんな格好をすれば当たり前だろ。早く服を着た方が……」
「先輩。何を躊躇っているんですか?見てもいいんですよ?」
「う……うう……」

み、見てもいいのか?本当にいいのか?
こ、これは予想通りの結果だけど……僕が望んでいた展開だけど……はたしていいのかな?

「ほーら、先輩。こっち来て下さい」

逢が僕の手首を掴んでベッドへと僕を引っ張った。
その途中で目を覆っていた手が外れて逢の裸が見えてしまった!

「う、うわ……」
「クスッ」

そのままベッドへと引きずり込まれた。
僕の手首を掴んだまま後退し、ベッドに仰向けで倒れる逢。
逢に引っ張られ、ベッド上で逢の上にうつ伏せで乗っかる僕。

「え?あ、逢?こ、これは……?」
「お願いします」
「は??」
「ほら、早く……その……胸を……」
「え??揉めと?」
「はい」
「ちょ、ちょっと待て……こ、こ、こ、心の準備が……まだ……」

僕は緊張してその場から一生懸命逃げようとする。

「逃がしません!」

逢が僕の首の後ろに両手を回し、さらに僕の両脚を両脚で固定した。

「う……」
「署長!容疑者1名、確保しました!これより取り調べを行います」
「え?よ、容疑者って??」
「そうか。煮るなり焼くなりエッチなことをするなり好きにしたまえ、七咲刑事」
「エ、エッチなこと??そ、そんなの駄目だぞ?」
「わかりました。じゃあ、まずはエッチなことから始めます」
「お、おい……逢!」
「ほら、大人しくするんだ!七咲しゅう容疑者!!」
「え??ぼ、僕が!?」
「おまえしかいないだろう?」

逢は刑事ごっこをしてすっかり楽しんでいる。

「う……」
「バカだねぇ君も。私から逃げられると思っているのかい?」
「逢……う……」
「じゃあ、まずはこうして……」
「え??」

逢は右手を僕の首の後ろから離して僕の左手を掴み、胸の上に乗せた。

「あ……」
「ええっ」

僕の左手が……今……逢の右胸を触っている!?
しかも服の上からではなく……生乳だ!!


「うわああああ!!」
「はう!!」

僕はびっくりしていきなり左手を引っ込めた。
その際に強く逢の右胸を擦ったのか逢も喘ぎ声を上げた。

「もう……い、いきなり何するんですか?」
「何って……そう言う逢こそいきなり何するんだよ!!びっくりしたじゃないか」
「そ、それは……」
「さっきまであんなに嫌がっていたのに、どうして急に?」
「だから……さっきも言ったじゃないですか。先輩のおかげで決心がついたって」
「そ、それにしてもいきなり過ぎるよ。し、心臓がバコバコ言ってる」
「……すみません」
「い、いや別に謝らなくても……」
「迷惑でしたよね。先輩は……別に……」
「ち、違う!!そういうことじゃなくて!!」
「取り調べは以上です。容疑者を釈放しました。おやすみなさい」

逢は僕を釈放した。

まずい!せっかくの雰囲気が僕のせいで台なしだ!!
僕に勇気がないせいで……僕がヘタレだから……逢が……。
いや、何を言ってるんだ!?まだ間に合うじゃないか!!
ここはいくしかない!!
男として、この誘い、ありがたく乗ってやるんだ!!
据え膳食わぬは男の恥!!
七咲しゅう容疑者、行きます!!
取り調べの最中に暴れて取り調べの刑事さんを襲います!!
そんな筋書きで。

「おやすみ……と言うとでも思ったか?」
「……」
「逢……覚悟するんだな。僕を本気にさせたな?」
「……ん?」
「僕の全身に流れているド変態の血が一気に騒ぎ出した。もう止まらない!!誰にもこの暴走は止められない」
「……」
「僕が……このド変態の僕が……今夜はおまえを寝かせないぞ」
「ええっ??」
「えいっ!」
「きゃあ!」

僕は一気に覚醒した。
僕は勢い良く逢に飛びついた。

「さーて、どこをどう治療してやろうか。要するにだ、胸を大きくしてやればいいんだろ?」
「えっ?は、はい」
「ふふふふ、まずはこうかな」

僕は両手で逢の両乳首をいじる。

「あ……ああん……あああ……」
「おやおや刑事さん……ずいぶんかわいい声で鳴くんだなぁ。ゾクゾクしてきたよ」
「しぇ、しぇん……ああん……ぱい……ああ……こ、怖い……はあん……でしゅ」
「ん?どうした?聞こえないよ」

僕が逢の乳首をいじると逢がものすごくかわいい声で喘ぐ。
そういえば、今まであんまり聞いたことなかったなぁ。逢の喘ぎ声。
いったい、どんなかわいい声を出せるのか、気になった。
よし、もっといじってみよう。

僕は両手で逢の両胸を強く鷲掴みした。

「はあああああああん。しぇ、しぇん……ああん……強すぎましゅ」
「……」
「も、もっと……ああ……優しく……」
「甘い!」
「えっ?」
「優しくとか言ってるからいつまで経っても大きくなれないんだよ」
「……」
「水泳でも常に自分に厳しくしてきたんだろ?だから今頭角を現している」
「はい」
「その逢が自分の胸を甘やかしてどうする!?もっと大きくして胸でも頭角を現すんだ!!」
「はい」
「返事が弱い!返事はどうした!?」
「はい!」
「僕は別にこのままでもいいんだよ。僕は逢の胸のことは一切気にしてないから」
「……」
「でも!その先輩に馬鹿にされて悔しかったから勇気を出して僕に頼んだんだろ?」
「そうです」
「だったら!僕は厳しくやる!!これは僕のためじゃない。逢のためなんだから」
「先輩……」
「違う!」
「えっ?」
「僕は先輩じゃない。コーチだ!!鬼コーチなんだ!!水泳ではなく、胸のトレーニングの鬼コーチなんだ!!」
「……はい!コーチ!!」
「よし、いい返事だ。いい結果を出したかったら、僕の言うことにすべて従うんだな」
「はい!もちろんです!」

ふふふ、我ながらうまいことを言ったもんだ。
自然な流れで逢を丸め込んだ。
僕の言うことにすべて従う……か。
つまり、何をしても逢は抵抗しないってことだ。
そう、何をしても……だ!!

「じゃあ、早速行くぞ。まずは基本を教えておく。息を止めるな!常に呼吸するために声を出すんだ」
「はい!」

そう、逢の喘ぎ声を聴くためにはまずはこれだ!

「よし、次にどこを鍛えればいいかチェックする」
「はい!よろしくお願いします」

僕は両手で逢の両胸を押してみる。

ぷにぷに。

「ああん……」
「おお!」

……や、柔らかい!!しかも弾力がある!!
それだけじゃない。奥の方は水泳で鍛えた胸筋が張っててちょっと硬い。
それに逢の胸は熱を帯びていて温もりがある。

すりすり。

「あ、ああん。コ、コーチ、な、何を?」
「温かい」
「え?」

僕は逢の胸に頬ずりしてみた。やはり温もりを感じられる。

ちゅっ。ちゅっ。

「ああん……だめ……」

僕は逢の乳首にキスをした。
逢の乳首はすでに硬くなって、ピーンと勃っていた。

「まったく。ちょっといじっただけなのに、すぐ硬くなって勃っちゃうなんて……」
「えっ?」
「感じやすいんだな」
「ち、ちが……ひゃうん……」
「これはお仕置きが必要だな。この駄目な乳首め!!」
「きゃああああああああああ」

カプッ。ヂュー。

「ああ、ああん」

僕は逢の左の乳首をアマガミして、噛みながら上へ引き上げた。

カプッ。ヂュー。

「ああ、ああん……だめ……」

右でも同じことをする。
それを数回繰り返した。

「はぁはぁ」
「うう……」
「い、今のは胸を上に引き上げて胸を大きくするためのトレーニングだ」
「う……」
「よし、次は……」
「はい」

ペロペロ。カプッ。ヂュー。
ペロペロ。カプッ。ヂュー。

「はあん!ああああん」

さっきの動作に舐めるを加えた。
逢の胸を舐めて乳首をアマガミして、噛みながら上へ引き上げた。
左右繰り返す。

「はぁはぁはぁ」
「あ、あの、コーチ」
「ど、どうした?」
「さっきから……何か当たってます」
「何がだ?」
「よく……分かりませんが、何か硬いものが私の脚の付け根辺りに」

逢に言われて気付いた。
……勃ってる!
僕の肉棒がさっきからいきり立っている!!

「ああ、これか」

そう言って僕は逢の股間にソレを押し付けた!!

「ああああ……い、痛い」
「ん?痛いのか?」
「はい」

そっか。逢はこっちも初めてだもんな。痛いって思うのも無理はない。
逢がちょっと泣きそうな顔をしていたので、遠慮した。
僕はふと時計を見上げる。
……もう2時だ。
さっき逢に今夜は寝かせないと言ったものの、明日は僕も逢も朝早いってことを今思い出した。
今寝ておかないと死んでしまう!

「よし、もう2時だから、今日はここまでにしよう」
「え?で、でも、私まだ頑張れます!」
「いや、駄目だ。……確かにやる気は大事だ。でもな、頑張り過ぎは禁物だ」

そう言って僕は逢に手拭きを渡す。

「毎日いいトレーニングをするためには休息も大事だよ。ほら、これで拭いて」
「ありがとうございます」

逢は僕が舐めたところを手拭きで拭いた。
僕は逢から手拭きを受け取ってゴミ箱に捨て、下着とパジャマを逢に渡した。
逢がパジャマを着終えたところで……

「今日の胸のトレーニングは以上だ。また明日やろう。必ずな」
「はい!コーチ、ありがとうございました」
「お疲れ様。本当によく頑張ったな」
「い、いえ、そんなに……あ……」

僕は逢にキスをした。ちょっと深めに。

「んん……」

「頑張ったご褒美だ」
「ありがとうございます、コーチ」
「いや、もうトレーニングは終了してるから普通でいいよ」
「え?あ、はい」
「自分で言っておいて難だけど……やっぱりちょっとだけ恥ずかしい」
「クスッ」
「な、何がおかしい?」
「いえ、何でもありません。元の先輩に戻って、ちょっとホッとしました」
「え?」
「だって、さっきの先輩ちょっと怖かったです」
「あ、ごめん。やり過ぎたかな?」
「いえ。私は別に厳しくても構いませんよ。明日ちゃーんと先輩に報告しておきますから」
「え?報告って何を?」
「今日しゅう先輩にされたことを漏らすことなく全部」
「えっ?や、やめてくれ!!そんなことしたら僕は……」
「私に厳しくした罰です。覚悟して下さい」
「あ、逢ぃぃぃ……」
「冗談ですっ!クスッ」
「え?じょ、冗談だったのか。よかった」
「あ、やっぱり報告します」
「どっちだよ!?」
「クスッ。それじゃ、今度こそおやすみなさい」
「お、おやすみ」

くそう!逢の奴……謀ったな!
これじゃあ今夜は気になって眠れないじゃないか!!
ど、どうしよう!?大変なことになったよ。
あ、明日……明日逢が言い触らさないことを祈るしかないな。


翌朝
女子更衣室
「せーんぱいっ。おはようございます。今日もいい天気ですね」
「あれ?七咲さん今日はずいぶんとご機嫌じゃない。どうしたの??」
「ふふっ。何でもありませんよ。それじゃ」
「あ、ああ」

逢は弾んでプールへと向かう。

「もしかして……実践しちゃった?あーあ。あれ冗談のつもりで言ったのに」

「おはようございます、おはようございます」

「でもま、いっか。これで七咲さんも大人の階段を一歩昇ったってことで!いいよね?」


一方その頃、警察署では……

「七咲、行くぞ」
「はい!」

あれ?変だな。今日はまったく悪寒がしない。
もしかして逢が黙っててくれてる?
だといいんだけどな。


プールでは……

「位置について!」

逢と先輩が二人一緒に飛び込み台の上に立ち、位置についている。
先輩が逢の横顔をちらっと見ている。

――ふふっ。七咲夫婦って本当に仲がいい夫婦ね。うらやましいわ。

「よーい……」

――二人とも、幸せになるの……

「どん!」

――よっ!

ドッボーーン。



七咲アフターストーリー
エピソード「先輩、私を好きにして下さい」(ノベル)(※18禁注意)
END?


さてさて、これが僕にとっての初の18禁SSだったわけですが、如何でしょうか?
正直書くのを躊躇いました。
今までが15禁だったので、いきなり18禁に走ってよかったものか。
でも、一部の購読者の方からぜひ書いて下さいとの要望があったので書いちゃいました(笑)
これが僕の日頃からのエロい妄想でした。これを、この妄想をついにこうして文章にしてしまいました。
やっちゃったわけですよ(笑)
日頃からこんな妄想しかしてないから大学留年したんでしょ?
うるさい、それは関係ない。ほっといてよ(笑)

ではここで作者として、この七咲逢18禁SSに対するツッコミをしてみたいと思います。
まず長さ的にはこのくらいでよかったのかな?
お互いに初めてだからお互いに疲れてしまって、ここまでにしようと決めたわけです。
当初の目的が胸だったので、今回は下の方はお預けです。残念(笑)
まあ、正直そもそも僕自身が18禁SSを書くのが初めてなので……っていうのもあります。
展開の早さ的にどこまで書いたらいいか現在手探り状態です。
みなさんの反応を見つつ、増やしていく……といった感じでしょうか。
なので、下の方の攻略はまた次の機会となります。お楽しみに(笑)

それにしても……何なんだ、この先輩!
冗談のつもりで言ったのに実践しちゃった……って、おまえなぁ!!
それはひどいよ(笑)
うちの逢はバカ正直ですぐ本気にしちゃうから冗談はやめてくれ!!(笑)
こんなひどい先輩を作ったのはどこのどいつだよ!?
はい、僕です(笑)
でも、この先輩のおかげで僕は救われました(笑)
やっと逢が一人の大人の女性として心を開いてくれました。胸も開いてくれました(笑)
あとは下の方を開いてくれれば文句なし!!完璧じゃないか!!(笑)
僕と逢はこのように何回も厳しいトレーニングを積んで大人になっていく。
僕は一人前の大人の男となり、目指すは童貞卒業。
逢は一人前の大人の女となり、目指すは処女卒業。
大人になるためのトレーニングはまだまだ始まったばかり。
これからもこの二人の活躍に期待しましょう。
皆さんも、温かい目で見守ってあげて下さい。
あ、そうだ。もしも僕が調子に乗ってたら冷たい目で見下しても結構ですよ(笑)
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コメント

次は卒業のもぜひ書いて下さい!
いや・・べつにそっち系目的じゃねーし(笑)

Re: タイトルなし

卒業?すでに書いていますが。
ま、とにかく書いてみます。

・・・すいません下系目的です(笑)

Re: タイトルなし

下系もいずれ新しいの書きますよ

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