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2010-11-17

エピソード「先輩、お誕生日おめでとうございます」(ノベル)

まず、混乱防止のためにこの話の設定を先に書いておきます。
本日、11月17日は当ブログの開設者であり、当ブログにある数々のストーリーの作者でもある……
僕、七咲しゅうの誕生日なんです。はい、拍手!!
……(しーん)
な~んて誰もしないよね?ははは……(棒読み)
一応右のプロフィールには誕生日の月日だけは載せてあります。ご参照下さい。
生年は……あまり歳を知られたくないので載せてないです(笑)
別に大した理由があるわけではなく……そう、何となくです(笑)
でも、この話では思い切って公開しちゃいます!!
先に書いておく……刮目せよ!!!

1988年(昭和63年)11月17日生まれです!!
満22歳になりました!!

しかも平成22年にちょうど22歳という……何と覚えやすい年齢だ!!
どうせなら平成22年2月22日22時22分22秒22……みたいなゾロ目だったらよかったのにな~
そんな奇跡はそうそう起きるものじゃない。
それに2月22日って七咲逢の誕生日の1日後じゃないか!!いいなぁ~(笑)
平成22年に22歳ってことは……
一応ゆとりだよ?ゆとりですよ!!
ゆとりで悪かったな!!!
いや、誰も悪いなんて言ってないしな……(笑)

ちなみに僕は現在医療系大学3年生です。留年中です。
ダッサ!
おい、今ダサイとか言った奴誰だ!?出て来いよ!!
……僕か。いや、僕しかいないよな。ま、いいや。
今、単位を習得すべく努力しております。
あともうちょっとで進級できるはず!!
頑張ります!!応援よろしくお願いします!!


まあ、そんなわけで……
僕自身の誕生日を祝うためにこんな話を書いてみました。

七咲アフターストーリー
エピソード「先輩、お誕生日おめでとうございます」(ノベル)


この話を書くにあたり、七咲アフターストーリーの設定を用いることにしました。
今までの話を読んでいただければ分かる通り……
(この話を読む方が全話読んで流れを掴んでいただいていることを前提に話を進めます)
(まだ読んでない方はまた後ほどゆっくり読んでいただければ結構ですよ)
七咲アフターストーリーの設定は以下の通りです。
僕(橘しゅう)は私立大学法学部4年生で、12月14日に22歳になります。
何故12月14日かというと、ゲーム本編ではクリスマスイヴの10日前が主人公の誕生日となっているからです。
一方、この時同棲している彼女……そう、我らが七咲逢は20歳で体育大学3年生です!!
この日から2年ほど前の秋、僕は大学の友人2人と登山に行って、誤って山から転落し、記憶喪失になりました。
その時、七咲が僕の記憶を取り戻そうと懸命に励んだことがきっかけで、僕と七咲は婚約に至りました。
無事に二人とも大学を現役で卒業することを条件に婚約に至ったわけです!!
ちなみに結婚したら僕の方が姓を変えて七咲しゅうになります。

この話は、作者である僕(七咲しゅう)の22歳の誕生日を……
主人公である僕(橘(七咲)しゅう)の22歳の誕生日に重ね合わせて……
作者の11月17日の22歳の誕生日を主人公の12月14日の22歳の誕生日として祝います。
要は作者の年齢を主人公の年齢に重ね合わせた感じです。

前置きがかなり長くなってしまいました。
では、本編をどうぞ!!



あの婚約の日から2年という月日が流れた……
今日は12月14日、僕(橘しゅう)の22歳の誕生日だ!!
そのことを覚えていなかった僕は今日も普通に七咲が待っている我が家に帰宅した。

「ただいまー」
「先輩、おかえりなさい。どう……でした?」
「え?何が?」
「とぼけないで下さい。試験ですよ。今日重要な試験があるって言ってたじゃないですか」
「ああ、試験か……うん、ぼちぼち……かな」
「ぼちぼち!?そ、それで大丈夫なんですか!?」
「分かんない」
「はぁ……。もっと頑張って下さいよ……」
「うん、頑張る」

僕は重要な試験が終わって疲れていたので、気の抜けた返事をした。
靴を脱いで上がった。

「何ですか、その気の抜けた返事は?」
「さあ。何だろうね」
「留年とかやめて下さいよ。留年なんてしたら即婚約解消しますので、そのつもりで」
「留年は絶対しない。大丈夫」
「はぁ……。その自信はいったいどこから来るんですかね……」
「さあね」
「先輩は……本当に私と結婚する気があるんですかね?このままだと……」
「ん?何か言った?」
「い、いえ!別に何も。それよりも夕飯の支度が出来ているので早く着替えて来て下さい」
「分かった。……そういえば何かいい匂いがするなぁ」

僕は居間から漂ういい匂いに釣られて、即行着替えをして居間に向かった。

「ああ!!すごい豪華な食卓だ!!どうしたの、これ?」
「ふふっ。久しぶりに頑張ってみました」
「え?何々?どうしたの??」
「とりあえず……席について下さい」
「うん」

僕と七咲は席についた。

「いただきます」
「い、いただきます」

僕が早速料理に手をつけようとすると……

「あ、待って下さい」
「ん?」
「先輩、グラスを持って」
「え?こうか?」
「橘しゅう先輩……22歳のお誕生日おめでとうございます!!乾杯」
「ああ!!そういうことか!!すっかり忘れてた!!乾杯」

チャリン。

そういえばそうだったな!!今日12月14日は僕の22歳の誕生日だった!!
だからこの料理なのか!!七咲が1年に1度、料理の腕を奮う日。
七咲は僕の帰りを楽しみに待っていたんだな。
だったらもっと明るい表情で楽しそうに帰ってくればよかったな。
試験さえ余裕だったらなぁ……。

「覚えててくれたんだ……」
「はい。当然です。先輩も毎年私の誕生日を覚えててくれるので」
「はは……相手の誕生日を覚えてるくせに自分の誕生日を忘れるなんてな……」
「私も先輩の誕生日は覚えているのに私の誕生日は忘れています」
「僕たちは似たもの同士だな」
「そうですね!クスッ」
「食べていい?」
「はい、どうぞ」

パク、モグモグ。
パク、モグモグ。

「……」
「……」
「おお、おいしい!!さすが七咲!!」
「あ、ありがとうございます」
「こんなおいしい料理が毎日食べられるなんて……僕はなんて幸せ者なんだろう……」
「えっ?あ……えっと……先輩」

僕の言葉に七咲は照れて話題を変えようとする。

「え?何?」
「誕生日プレゼントですが……今年も何にしようか迷って結局……」
「いいよ」
「え?」
「僕はこんなおいしい料理を食べられるんだ……それだけで幸せなんだ」
「先輩……」
「この料理には七咲の愛情が込もっている!この料理こそが僕への誕生日プレゼントだよ」
「あ……」
「ありがとう……逢」
「ん……」

僕は誕生日プレゼントのお礼に七咲にキスをした。

「……って!早く食べないとせっかくの愛情が冷めちゃうな」
「……」
「うん。これもおいしい!!」
「……はい、そうですね」

我ながらうまいこと言った?
七咲は照れているようだ。

「あ……先輩」
「ん?」
「22歳の抱負を聞いていいですか?」
「え?抱負??」
「はい」
「抱負って……何を言えばいいんだろう?聞かれたの初めてだからな」
「目の前にある目標とかです」
「目の前……か。でもな、ありふれてるよな」
「大学を無事に現役で卒業すること……ですか?」
「そうなるね」
「確かにありふれていますが、それしかないですよね」
「うん。でも、誕生日にあった重要な試験があの結果だったからな……」
「なるほど。早速抱負に違反するわけですか」
「いや、違反じゃない!!たぶん受かった……と……思う」
「たぶん……?先輩、留年なんてしたら……覚悟は出来てますね?」

七咲が怖い表情で僕を睨みつけた!

「りゅ、留年なんて恐れ多い!!しない!!絶対にしないから!!」

この話の作者じゃあるまいし、留年なんてするもんか!!
でも、彼が留年しなかったら僕もこの話も生まれていなかったわけで……
うーん、複雑な心境だ。
……だけど!!

「僕は七咲と結婚したいんだ!!」
「ならもっと頑張って下さい……」
「もちろんだ!!」
「じゃあ、期待してます」
「……あ、そっか!」
「どうしました?」
「もう一つ……というかたった一つだけ大きな抱負があるよ」
「それは何です?」

ニコッ。
「えっ?」

僕は笑顔で七咲を見つめた。

「私……ですか?」
「そう。七咲を幸せにすること!」
「……」
「よくよく考えてみれば……七咲を幸せにするにはまず七咲との結婚だ」
「……はい」
「で、そのためには学業成就だ」
「はい」
「つまり、僕が今向かっている先には七咲との幸せな未来がある!!全部そこに繋がっている!!」
「そう……なりますね」
「だから、僕には七咲を幸せにするっていうたった一つだけの大きな抱負があるんだ」
「……」
「いや、それしかないって言った方が正しいのかな?」
「……」
「僕には……結局それ以外の抱負はないんだ。七咲が……僕のすべてだと思うから!!」
「……」
「ん?七咲?どうした?急に黙ったりして……」
「あ、えっと……ケーキ、持って来ますね」
「え?ケーキ??あるの??」
「はい」

七咲はケーキを取りに台所へ行った……いや、逃げたと言った方が正しいだろう。
僕が急に真面目な話をするから照れてしまったのだろう。

「はい、どうぞ」
「おお!!これは駅前の銘菓専門店のケーキじゃないか!!」
「箱開けますね」

七咲は丁寧にケーキの箱を開けた……すると!!

「おお!!大きいなぁ!!いくらしたの?」
「4.5号サイズで2300円でした」
「こんな大量に……食べ切れるかなぁ。この豪華な夕飯の直後だし」
「昔からよく言うじゃないですか。甘い物は別腹って」
「うん。だけどな……僕と七咲で2.25号ずつ食べられるかな」

まあ、実際にはこのケーキは作者がこの話を書き切った後、一人でおいしくいただきます(笑)
一人で4.5号サイズのケーキ食ったらお腹壊しそうだけど、年に一度の不摂生だし……いいよね?

「しかも僕のネーム入りか!!素晴らしい」
「じゃあ、早速ケーキを切りますね」
「あ、待って!その前に記念写真を撮りたい!!」
「あ……じゃあ、どうぞ」
「うん」

僕はこのケーキを写真に撮った。

誕生日1

誕生日2

誕生日3

「じゃあ、次は七咲とケーキのツーショットで」
「え?私ですか」
「うん。記念に」
「分かりました」

僕は七咲とケーキのツーショットを写真に撮った。

誕生日4

「次は先輩とケーキのツーショットですね」
「うん。お願い」
「はい」

七咲は僕とケーキのツーショットを写真に撮った。

「じゃあ、食べようか」
「はい」

七咲が手慣れた手つきでケーキを切り分けた。

「おいしい!!」
「ええ。おいしいです」
「それにしても七咲……料理だけじゃなくケーキまで用意してくれたのか!」
「はい。先輩のためなら当然です」
「ありがとう!!これも誕生日プレゼントなんだな!」
「え?あ……」
(七咲……好きだ!!大好きだ!!)
「んん……」

僕はまた誕生日プレゼントのお礼に七咲にキスをした。
しかもさっきよりもちょっと強めに。

「はぁはぁ……」
「はぁはぁ……ん?」
「どうした?」
「これは……」

七咲が唇についた生クリームを指で拭った。

「あ……もしかして……」

僕も唇についた生クリームを指で拭った。

「そうですよ。これは先輩がつけたものです!」
「そう……みたいだな」
「まったく……生クリームのついた唇でキスするなんて……」
「ごめん。気付かなかったんだ」
「……」
「でも、この方がキスの甘みが増していいんじゃ……」
「……!!」

七咲が僕を睨みつけた。

「……ごめんなさい」
「もう先輩とは金輪際キスしません」
「ええっ!?」
「また生クリーム付けられたらたまったもんじゃありません」
「そ、そんな……七咲!」
「もう知りません」

七咲は怒ってケーキを食べ出す。

「ごめん!ごめんって!僕が悪かった!!だから機嫌直してよ、七咲」
「……」
「七咲!七咲!!」

そっぽを向いてケーキを食べている七咲に僕が接近したその時だった!!

「クスッ」
「えっ?」
「えいっ!」
「あっ!」

七咲は急に僕の方を向いて、そのまま僕を後ろに押し倒した。

「んん……」
(七咲……どういうつもりなんだ!?怒ってそっぽを向いてケーキを食べ出したかと思えば……)
「んん……」
(いきなり向き直って僕を後ろに押し倒してキスだなんて!!)
「んん……」
(あれ?待てよ……この唇の柔らかい感触……まさか!?)
「はぁはぁ……」
「何だ、結局僕と同じことしただけか。まったく、びっくりしたよ」
「すみません」
「いや、いいんだよ。最初にやったのは僕だし」
「……」
「ありがとう……甘いキスを」
「いえ。先輩のためなら」
「でも、ちょっと甘すぎたかなぁ」
「クスッ。そうかもしれませんね」

その時、僕はケーキの箱に一緒に入っていたロウソクを見つけた。

「あんまり甘すぎると溶けてしまいそうだ、このロウソクみたいに」
「ロウソクみたい……?」

僕はロウソクを1本取り出して自分の食べかけのケーキに刺した。

「先輩……何を?」
「えっと……ライターどこだっけ?」
「そこの引き出しですよ」
「ああ、これか」

僕はライターを使ってロウソクに火を着けた。
そして部屋の証明を落とした。

誕生日5

「きれい……ですね」
「うん。そうだな」
「先輩、覚えてますか?ロウソクの話」
「うん。覚えているとも」

(参照:第7話「先輩、兄弟っていいですね」

「あれは4年前の夏休みの出来事だったな……。懐かしいよな、あの頃が」
「ええ。そうですね」
「……」
「……」

僕と七咲はしばらくの間ロウソクをじっと見つめた。
僕はロウソクと火を見ていて突然ひらめいた!

「なあ、七咲」
「はい。何ですか?」
「僕と七咲の関係って、このロウソクと火の関係に似てないか?」
「え?どういうことです?」

――僕はロウソクで七咲は火だ。
ロウソクってさ、火に溶かされて消えてなくなるまで火を灯し続けるだろ?
僕も同じだよ。
僕も自分を犠牲にしてまで……生命の限り、七咲に一生懸命尽くし続ける。
僕も溶けてなくなるまで七咲っていう火を灯し続けるんだ。
七咲がいつまでも明るく輝き続けるために、僕は一生懸命尽くし続けるんだ。
違う?

「……そう……ですね……」
「え?違った?」
「半分正解で、半分間違い……でしょうか?」
「え?どういうこと?」

――もしかしたら私の方がロウソクかもしれません。
火が熱ければ熱いほどロウソクは早く消耗しますよね。
先輩の私に対する想いが熱すぎて……私、溶けてしまいそうです。
先輩、いつもそんな熱いことを急に語り出すじゃないですか。
私、いつもびっくりしているんですよ。
このままではびっくりしすぎて寿命が縮まりそうです。
私を溶かし切らないためにも、あまり熱くならないで下さいね。

「えっ?そうだったのか!?ごめん……」
「いえ、冗談ですよ。クスッ」
「いや、七咲の言ってることも正しいと思う。確かに……僕は熱すぎるんだな」
「でも、先輩のそういうところ、結構好きですよ」
「えっ?」
「だって……そんな先輩だからこそ一緒にいて飽きないです。」
「七咲……」
「先輩と一緒だといつもびっくりさせられて飽きないんです。」
「……」

――先輩は私のためにいつも急に熱くなります。
それは私のためを想っての行動なんですよね?ちゃーんと分かってますよ。
先輩は私という火がいつまでも明るく輝き続けるために、一生懸命尽くしてくれます。
でも、そんな先輩の急な行動がいつも私をびっくりさせて私の寿命を縮めていきます。
一見、矛盾しているかのようにも見えますが、実はそうでもないんです。
先輩と一緒だといつもびっくりさせられて飽きないんです。
そんな先輩と一緒にいられて、私は嬉しいんです。
だからこそ今度は私がロウソクになって先輩に一生懸命尽くします。
大好きなしゅう先輩だからこそ一生懸命尽くしたいんです!!
お互いにお互いのことを想って生命を張る……それこそが愛情ですよね?

「う……」
「先輩?どう……しました?」
「七咲……」
「はい」
「熱い!熱いぞ」
「えっ?」
「僕……一瞬……溶けかかった。七咲が熱すぎて」
「えっ?あ……」
「七咲もやるなぁ。僕を超えるくらい熱いこと言うなんて……」
「いえ、先輩の言葉をもらってちょっと付け足しただけですよ」
「そんなことない!七咲も十分熱いよ」
「そうですか?」
「うん。もっと自信持っていいよ!僕の許婚……いや、奥さんなんだから!!」
「えっ……?せ、先輩……気が早いです!!だってまだ私たち……」
「頑張るよ!僕、頑張るよ!!必ず、七咲……いや、逢と結婚してみせるさ!!」
「先輩……あ……」

僕は七咲の両肩に両手を載せて、そのまま七咲を前に引っ張りながら後ろに倒れた。
ちょうどロウソクと火の位置関係のように、僕が下で七咲が上になるように寝た。

「一生、消させはしないよ。七咲逢っていう希望の火だけはね!」
「先輩……」
「今度は僕からいくよ」
「はい」

僕は頭を少し上げて七咲に熱いキスをした。
正直この体勢は首筋が辛い。
それを察してくれたのか、七咲はそっと僕の後頭部に両手をあてがい……
僕の頭をそっと床に下ろしながら深くキスをした。

「んん……」
「んん……」

僕が主導権を握るつもりだったが、キスがあまりにも深すぎて息が続かなくなってきた。
でも、七咲は微動だにしない。それどころかますます深いキスをしてくる!!
僕は耐えられなくなって顔をそっぽに向けようとしたが……

「んんん!」

七咲は両手で無理やり僕の顔を正面に戻した。

(七咲……まだ放してくれないのか!勘弁してくれ!!)
「んんん……」

僕は我慢できなくなって手足をジタバタさせた。
それでやっと七咲が気付いてくれたみたいで、僕を放してくれた。

「はぁはぁ……死ぬかと思った!」
「すみません。先輩を溶かし切ってしまうくらい熱いキスがしたかったので」
「そ、そっか。それならいいんだ。でも、それならそうと最初に言ってくれれば、心の準備ができたのに」
「心の準備なんて……許しません」
「え?」
「だって先輩はいつも急ですから。いつも私に心の準備をさせてくれません。だから……お返しです!!」
「あ……そっか。ごめん」
「いえ、別に……謝らなくていいです。悪いとは言ってませんから」
「まあ……そうだな」
「あ……それよりも、先輩」
「ん?」
「早くこのケーキを全部食べてしまいましょう。このまま放置しておくとケーキが室温で傷んでしまいます」
「そうだな。でも……食べ切れるかなぁ」
「私は全部食べ切るつもりですよ。先輩は残しても構いません。私がもらいますから」
「お?言ったな!七咲には絶対に負けないぞ」
「じゃあ、競争しましょうか」
「そうだな。あ……この燃えかけのロウソク、どうする?」
「せっかくなので、そのままにしておきましょうか」
「分かった。このロウソクを刺した部分は最後に食べよう」

というわけで、僕と七咲は1本のロウソクのみで照らされた暗い部屋でケーキを食べ切ることにした。
この部屋のいい雰囲気の割りに合わないことをすることになったが……ま、いっか。
結局、二人ともやっとの思いでケーキを完食した。
さっき強気なことを言っておきながら七咲の奴、自分の分を完食するのがやっとっていう感じだった。
七咲は相変わらず強がりなんだな。でも、そういうところがかわいいから、僕は七咲が好きなんだ。


――ロウソクと火の関係。
火は風や水などの妨害が入らない限り一生燃え続け、ロウソクを熱く溶かしていく。
ロウソクは自分を溶かしながら一生火のために尽くしていく。
ロウソクが溶けてなくなると同時に火も消えてなくなる。
ロウソクと火は一生を共にし、死ぬ時も一緒だ。
まるで、これから結婚して一生を共にしようと考えている僕と七咲みたいだ。
この時の僕と七咲は一生このロウソクと火の関係になりたいと願った。



七咲アフターストーリー
エピソード「先輩、お誕生日おめでとうございます」(ノベル)

この話は、僕と七咲がロウソクと火の永遠の愛をお互いに誓い合った、そんな僕の22歳の誕生日の物語。
END


画像をアップするというのをかなりギリギリで思い付いたので、最後はかなり焦りました。
記事は書けたので、後はケーキをおいしく食べさせてもらいます。
食べ切れるかな?一人で4.5号(笑)
まあ、頑張ります。
先ほどTwitterでとあるフォロワーさんからいただいた画像をここに載せます。
ありがとうございます!!
誕生日6
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