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2011-12-09

エピソード特別編「oneday two love stories and after・・・:イケメンたちのその後」

橘家にて

犬好にフラれた美也は……

美也「はぁ」
橘「美也、どうしたんだ?顔色悪いぞ?」
橘(犬好が美也に言ってくれたはずなんだがな。おかしいな)
美也「にぃにか……はぁ」
橘(何か昨日よりも顔色悪そうだ)
橘「美也、七咲と一緒に余計なことして悪かったな」
美也「……ううん。みゃーこそ悪かったよ、にぃに」
橘「……」
美也「みゃー、フラれちゃった」
橘「フラれた?」
美也「ハンカチに興味があっただけなんだって。なのにみゃー、勘違いしちゃって。バカだよ」
橘「美也……」
美也「僕を殴ってくれって言われたけど、殴れなかった」
美也「だって、殴ったら絢辻さんがかわいそうだから」
橘「えっ?」
美也「他の女子生徒が好きな相手を殴れるわけないじゃん。ましてや相手は先輩だし」
橘「その人、絢辻さんが好きなのか?」
美也「絢辻さんと仲良さそうにしてた。間違いないよ」
橘「……」
美也「にぃに……みゃーは、みゃーは……うっ」
橘「美也……」
美也「うっ……うっ」
橘「ごめんな、美也。僕には女心は分からない。こういう時、七咲とか中多さんがいてくれたらって思う」
橘「でも、こんな僕にでも分かることはある」
美也「にぃに?」
橘「美也、泣いていいよ。思いっきり泣くんだ」
美也「にぃに……」
橘「恋には涙は付き物だと思う。辛い時には思いっきり泣いて、乗り越えていくんだ」
美也「にぃに……」
橘「……」

一晩、僕は美也に付き添った。
泣いている美也を見て、以前の七咲を思い出していた。
泣きながらプールに落ちていった七咲を、僕もプールに飛び込んで受け止めたあの日を思い出していた。
女心なんて分からないさ。
でも、失恋で泣いている美也を見て、改めて美也も恋する乙女なんだなということを実感した。


それから数日後

美也「にぃに、まんま肉まん3個買って!」
橘「何でだよ?」
美也「みゃーはまんま肉まんにしか興味ないのだー!にししし」
橘(以前の美也に戻った……)

一時は犬好を奪った絢辻さんに勝つために「打倒絢辻」というスローガンを掲げて……
勉強やらダイエットやらを頑張っていた美也。
しかし、それも三日坊主に終わり、以前の美也に戻ってしまった。

美也「みゃーからまんま肉まんを取ったら何が残るの!?」
橘「美也、“打倒絢辻”はどうしたんだよ?」
美也「何が?」
橘「これだよ……」

僕は美也の心の切り替えの早さに呆れた。

橘「美也。そんなんだからこの前フラれたんだぞ?」
美也「む!」
橘「いつまでもそんなお子様体型のままじゃお兄ちゃん悲しいぞ」
美也「にぃに~」
橘「少しは絢辻さんみたくなぁ……うげええええええええええええええええええ」

美也に顔をひっかかれた!

美也「にぃにのバカアアアアアアアアアアアアアアアアア」


一方、その頃……

犬好「3ヶ月間、お世話になりました!」
担任「健康に気を付けてな」
犬好「はい!失礼しました!」

夏休みが間近に迫った頃、犬好は転校の準備を始めていた。
アメリカから両親が帰って来るので、また向こうの高校に転校するそうだ。

犬好「さてと……」
橘「転校するんだってな」
犬好「うわ、いたのか」
橘「3年A組の教室じゃ、絢辻さんがいて僕と逢いにくいと思ってさ」
犬好「彼女は?」
橘「声かけるの面倒だったし、美也に悪いから……」
犬好「そっか」
橘「絢辻さんはどうするんだ?」
犬好「うーん……どうしようかな?しばらく離れ離れになる」
橘「逢いたくならないか?」
犬好「なるかもな。どうすればいいんだろう?」
橘「ま、僕が口出しする問題じゃないな。二人で話し合って決めてくれ」
犬好「そうするよ」
橘「じゃあ……」
七咲「さようなら」
橘「うわ、いたのか」
犬好「それ僕の台詞!」
七咲「抜け駆けは許しませんよ」
橘「何だ、来たなら良かった」
犬好「二人には迷惑をかけた。色々ありがとうな」
橘「こちらこそ、楽しかったよ」
七咲「お体にお気をつけて」
犬好「じゃあね!」

犬好は去って行った。

橘「行っちゃったな」
七咲「先輩よりも断然イケメンでした。私は犬好先輩の方が好きですよ」
橘「まだ根に持ってたのか!」
七咲「クスッ」
橘「にしても、美男美女か。この先もずっと結ばれるといいな」

犬好は帰宅した。
すると、玄関にいたのは……

犬好「絢辻さん!」
絢辻「遅い!何してたの?」
犬好「何って、ずっと学校に……」
絢辻「私が待ってるんだから、さっさと帰宅しなさい!」
犬好「いえ、お言葉ですが、知りませんでした」
絢辻「普通分かるでしょ?あなたどれだけ鈍感なの?」
犬好「すみませんでした!!」
絢辻「もういい……べ、別にあなたのために待ってたわけじゃないんだからね」
犬好「絢辻さん?」
絢辻「今日はあなたを叱るために待ってたの」
犬好「ええっ?」
絢辻「だって、転校しちゃったら、しばらく逢えなくなるじゃない」
犬好「う、うん」
絢辻「わ、わざわざ叱りに来てあげたんだから、感謝しなさい!」
犬好「ありがとうございます!」
絢辻「もう……ばか」
犬好「ごめん……」
絢辻「……ねぇ、早くして」
犬好「えっ?」
絢辻「涙が出る前に、私の唇を奪って!お願い!」
犬好「う、うん!」

犬好は躊躇わずに絢辻さんの唇を奪った。

犬好(絢辻さん……)
絢辻「ん……」
犬好(大好きだ!)
絢辻「んん……」

転校したらしばらく逢えなくなる。
もしかしたらこれが最後のキスになるかもしれない。
そんなのは嫌だ!
そう思った犬好は絢辻さんを強く抱きしめた!

犬好(絢辻さんは僕の彼女だ!)
絢辻「んんん……」
犬好(今まで僕に近寄って来た女の子はたくさんいたけど……)
絢辻「んんん……」
犬好(絢辻さんは全然違う!!人一倍輝いて、僕の心を釘付けにした!!)
絢辻「んんん……」
犬好(ん?しょっぱいぞ……あ!絢辻さん、泣いてる!そうか、これは絢辻さんの涙の味)

犬好の強い抱擁に、絢辻さんはしばし放心状態になっていた。

犬好(絢辻さんの体からだんだん力が抜けていくような……)

キスを終えて、犬好は放心状態になった絢辻さんをしっかり抱擁して支えた。

絢辻「ん……犬好」
犬好「……詞」
絢辻「ちょ、ちょっと、あなたどこ触ってるのよ!変態!」

パーーーーン!

放心状態から脱した絢辻さんは思わず犬好をビンタした。

犬好「ぐお……た、たまらん。この痛み、たまらん」
犬好(叩かれてるのに嬉しい!いつもの快感!)
絢辻「もう、私ったら、何で泣いてるのよ」

絢辻さんはポケットからハンカチを取り出そうとして……

絢辻「あった、ハンカ……何これ?違うじゃない!」

ポイッ。

犬好「絢辻さん、ゴミのポイ捨ては良くないと思……」

絢辻さんがポイ捨てしたゴミを拾おうとした犬好。

犬好「あれ?これ何か書いてある」

そのゴミと思われる紙には住所らしきものが!

犬好「絢辻さんの住所?」
絢辻「命令。一日一通必ずそこに手紙をよこすこと。いいわね?返事は?」
犬好「ワン!」
絢辻「“はい!”でしょ?ふざけてるの?」
犬好「いや、癖でつい……」
絢辻「口答えしない!」
犬好「はい!必ず命令は守ります!」
絢辻「よろしい!」
絢辻「じゃ、体に気をつけなさい」

去って行こうとする絢辻さん。

犬好「待って!」
絢辻「何?」
犬好「お願い!さっきのもう一度やって!」
絢辻「さっきの?ああ」

絢辻さんが戻って来る。
目を瞑って待機する犬好。

絢辻「これのことね?」

パーーーーン!

犬好「ぐお!そ、そうじゃなくって……」
犬好(キスして欲しかったのに……)
絢辻「あははは。何その面白い顔」
犬好「ひどいよぉ」

笑いながら去って行く絢辻さん。
それを黙って見つめる犬好。
最後にキスはしてもらえなかったけど、これが絢辻さんらしさだと心底安心した。
犬好は確信した。
転校しても絢辻さんとの文通があればきっと大丈夫だと。
例え離れていても犬好と絢辻さんは必ずどこかで繋がっている。
絶対に寂しくなんかないんだと。

二人とも……
いつまでも、いつまでも、お幸せに。




七咲アフターストーリー
エピソード特別編「oneday two love stories」


七咲逢をこよなく逢する僕が初めて七咲逢以外のヒロインの恋事情を書いてみました。
と言っても、メインは美也の片思いでしたが……。

さて、今回登場した犬好忠生(いぬよしただお)というのは一体どんな人物なのかここで紹介します。

この人物が誕生した経緯から。
以前、僕のTwitterのフォロワーである、ワルサさんと天殿麻衣さんが出演した作品がありましたね。
エピソード特別編「夢を諦めないで!七咲、決死の闘い 前編:絶望」
エピソード特別編「夢を諦めないで!七咲、決死の闘い 後編:絶交?」

それを知ったとある、これまた僕のTwitterのフォロワーである、onedayという名の変態さんがいました。
彼は大の絢辻さん好きで、犬好きでもあります。
絢辻さんの犬になりたいという願望の持ち主です(笑)
その彼に「onedayさんもいずれ僕の作品に出演してほしいなぁ」と僕がさり気なく言ってみました。
すると彼は即答で、許可を出してくれました。
その代わりの条件。
三割り増しかっこよく書いてくださいねw

正直、最初はどうすればいいんだろう?と思いました。
上の作品を書いた直後だったので、あまりいい案が思い浮かばず、しばらく考えました。
するとある時思い付いたのが「あまりのイケメンなので、あの美也が思わず片思いしてしまった!」という設定。
「美也が片思いし、しかし美也が惚れた相手はあくまで絢辻さん狙い」
「最終的には美也がフラれ、美也が惚れた相手は絢辻さんとハッピーエンド」

これであらすじは決まり、いざ書き出した時……
名前どうしよう?

正直、今まで出演したフォロワーさんの中で一番名前決めるのに苦労しました。
彼のTwitterのアカウント名、ユーザー名からどういう名前にすればいいかすごく悩みました。
だって、onedayっていう名前はすごく特殊だから!!
どう和訳しろと??


そこで彼に色々聞いた結果……
onedayの由来は諸説あり、その中でも一番有力だったのは……
「毎日犬生活」=「女の子のペットになりたい変態紳士」
「一日一日を大切に生きたい」

それに加えて、彼が名前の文字の候補に入れた「忠誠」

そこから考えついた名前が「忠生(ただお)」でした。
①「忠」そのものの、字の持つ意味が“真心を込める” それに「生」を加え、「一日一日を真心を込めて(=大切に)生きる」
②飼い犬の如く、大事なご主人様のために「忠」誠を尽くす。

名前はこれで決まり、残りは苗字。
これも悩んだ末に、彼のTwitterのユーザー名からもらって、「犬好(いぬよし)」に決まりました。

こうして、犬好忠生(いぬよしただお)はわしが産んだ!!わしが育てた!!

ちなみに、今まで書いてきた作品はタイトルがすべて日本語でした。
今回も「日本語でおk」のはずでした。
しかし、どういうわけか英語です。
おそらく、onedayさんのこの呪縛の影響でしょう。
三割り増しかっこよく書いてくださいねw
出演した犬好忠生はもちろんそのように書きました。
だから、タイトルは普通でも良かったのに……。
何故か「oneday」と「イケメン」が入って、三割り増しかっこいい(?)タイトル。
うーん。これはやり過ぎじゃないですか、onedayさん?
まあ、いいや。

ちなみに、気付いた方はいらっしゃいますか?
犬好忠生の人物設定はペルソナ4の要素も入っています。
onedayさんがペルソナ好きということで。
ペルソナ4の主人公もイケメンっぽいので。
在学期間が違うだけで、他の設定はペルソナ4です。

この作品、他にすごいところは、アマガミのほとんどのキャラが出演しているところ。
ヒロインは、すでに卒業した森島はるか先輩を除く全員が出演。
野郎どもも、七咲アフターストーリー初出演となる、マサとケンまで出演!
豪華キャストで送る、文字通り三割り増しかっこいい(?)仕様となっております。
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コメント

読ませていただきました

いや~面白かったですw
まさに俺の理想のキャラになってくれましたよ!
P4などの細かいネタもちりばめられてて2828してしまいましたw
絢辻さんの犬に俺はなる!

Re: 読ませていただきました

楽しんでいただけたなら光栄です。
ぜひ、絢辻さんの犬になって楽しいdoglifeを送って下さい。
お幸せに。

ネーミングって大変ですよね

犬好さんいいっすね。尊敬します
話のテンポみたいのが5,6話と比べると結構変わってました。時の流れを感ずぃました。

Re: ネーミングって大変ですよね

ネーミングは大変です。
特にフォロワーさんともなると、
失礼がないように良い名前を付けようという意識が働きます。
それで、ご本人から好評いただくと安心しますね。
号外(エピソード)は後から挿入するので、
1年間でどのくらい変わったか一目で分かると思います。
自分でも時々びっくりするくらい書き方変わってます(笑)
どんどん変化できたらいいなと思う今日この頃です。

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