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2011-03-16

エピソード「ちょっと遅めの私の誕生日祝い」

2月21日
七咲家

逢「さて、ご飯出来た。後は先輩が帰って来るのを待つだけ」
……
逢「それにしても……何だろう、さっきの電話」
逢「今日は仕事が長引いて帰りが遅くなる!あと、ご飯は少なめにしておいてくれ……って」
逢「うーん、仕事が長引いたのならお腹が空いてどうしようもないはず」
逢「なのにご飯少なめってことは……もしかして具合でも悪い?食欲がないとか?」
逢「……それもなさそう。昨日だって先輩の大好物を作ってあげたら喜んで食べてたし」
逢「……でも、仕事の疲労やストレスで食欲が……うーん」
しゅう「ただいま!」
逢「あ、帰って来た。おかえりなさい、遅かったですね」
しゅう「うん。ちょっとね」
逢「ちょっと?」
しゅう「それより早くご飯食べよう!お腹空いた!」
逢「えっ?あ、はい」

先輩は部屋に着替えをしに行った。

逢「お腹……空いた?さっき電話でご飯少なめにとか言ってたくせに……怪しい」

しゅう「逢、ライターってどこにあったっけ?」
逢「えっ?台所の食器棚ですが」
しゅう「あ、あった。ありがとう」
逢「ライター……?」
しゅう「……ん?どうした?そんな所につっ立って」
逢「あの……先輩?さっきから何かおかしいですよ」
しゅう「えっ?何が?」
逢「先輩の言動が」
しゅう「えっ?言動?……ああ、いつものことさ」
逢「いつもの?」
しゅう「相変わらず変態ですね……っていうツッコミはなし?」
逢「……?」
しゅう「……ま、いいや。それより早くご飯にしよう」
逢「……はい」

しゅう「いただきます」
逢「いただきます」
……
しゅう「……ん?どうした?箸止まってるよ。それに何か真剣そうな顔してる」
逢「えっ?あ……」
しゅう「どうした?どこか具合でも悪い?」
逢「えっ?」
しゅう「ん?」
逢「具合悪いのは……先輩の方なんじゃ?」
しゅう「えっ?僕の?」
逢「はい」
しゅう「どうして?」
逢「さっきの電話のことといい、今の言動といい、どこか矛盾しています」
……
しゅう「ああ、なんだ。そんなことか。気にしなくていいよ」
逢「でも、やっぱり気になります」
しゅう「……」
逢「……」
しゅう「……知りたい?」
逢「……はい」
しゅう「……分かった。ちょっと待ってて」

そう言うと先輩は部屋に戻って行った。
数分して先輩は少し大きな袋を持って戻って来た。

逢「何です、その袋?」
しゅう「問題です。袋の中身は何でしょう?」
逢「……質問に質問で返さないで下さい」
しゅう「まあまあ、いいから。ヒントは今日」
逢「今日?2月21日……あ!」
しゅう「正解」

そう言って先輩は袋の中身を取り出した。
今日は2月21日……
そう、私、七咲逢の誕生日です!!


しゅう「と、いうことは……」

先輩はさらに“箱”から中身を取り出した。

答えは、そう、誕生日ケーキでした!!
七咲逢誕生日ケーキ   七咲逢誕生日ケーキ3

逢「うわ……これは……何ケーキですか?」
しゅう「フルーツババロアケーキ。4号サイズ」
逢「4号?」
しゅう「そう。これがホールケーキの中では一番小さいサイズだったんだ」
逢「わざわざホールケーキにしなくても……」
しゅう「何を言ってるんだ。せっかくの逢のお誕生日だからケーキでお腹いっぱいになってほしかったんだ」
逢「あ、それでご飯を少なめに?」
しゅう「うん」
逢「わざわざ仕事だと嘘を吐いてまで買いに行ってたんですか?」
しゅう「ご、ごめん。サプライズがしたくて」
逢「まったく……毎度のことながら呆れました」
しゅう「逢にも呆れたよ。自分の誕生日も覚えてないなんて」
逢「それは先輩も同じです」
しゅう「そっか。そういえばそうだったな」
逢「でも、それがいいんですがね。自分の誕生日を忘れるくせに相手のお誕生日を覚えている夫婦」
しゅう「ああ、そうだな。似た者夫婦だ。ふっ」
逢「クスッ」
しゅう「……」
逢「……」

私はそっと先輩の唇にキスをした。
これも毎度のことながらサプライズのお返しのキス。
まったく先輩ったら、キスしてもらえると思って黙って目を閉じるんだから……。
それとも毎度のことだから先輩の体が覚えちゃってるのかな?
……でも、私は別に悪くないと思う。
だって、大好きなしゅう先輩だから。
私のためを想ってのサプライズだって分かっているから。

しゅう「……じゃ、食べようか」
逢「はい……どちらを?」
しゅう「どちらって……あ、そっか。夕飯食べかけだった」
逢「もう、先輩ったら、夕飯があるのにケーキを出すなんて」
しゅう「僕のせいか!?いや、僕は悪くないぞ。だいたい逢が急かすから」
逢「私は別に先輩の言動について聞いただけですよ」
しゅう「ぼ、僕が勝手にケーキを出したって言いたいのか?」
逢「はい」
しゅう「う……笑顔で答えるなよ……」

私は先輩に対してちょっと意地悪をしてしまった。
ちょっと罪悪感を感じたけど……これも毎度のことながらサプライズに対するお返しだから。
でも、先輩ちょっと困ってるからこのくらいにしてあげよう。

逢「分かりました。じゃあこうしましょう。ケーキが主食でご飯がおかず……これでどうです?」
しゅう「えっ?何その関西みたいな考え方」
逢「嫌ならいいですよ。ケーキを冷蔵庫に」
しゅう「いや、せっかくだから今食べるか」
逢「はい。そうしましょう」
しゅう「えっと、ロウソクを立てて……火を着けて……」
逢「電気を消しますね」

フルーツババロアケーキ。4号です

逢「うわ……きれい……ですね」
しゅう「うん。じゃ、歌を歌ってから消そうか」
逢「はい!」

♪Happy Birthday To You……
♪Happy Birthday To You……
♪Happy Birthday Dear NANASAKI AI……
♪Happy Birthday To You!!


逢「せーーーーーーの!ふーーーーーっ!!!」
七咲逢がロウソクの火を……   消しました!暗くてわからんねwww
逢「はぁはぁ……」
しゅう「おめでとう、逢」

そう言って先輩が電気をつけた。

部屋を明るくしました

逢「ありがとうございます、先輩」
しゅう「じゃあ、逢。食べようか」
逢「はい!」
しゅう「よし……うまく切れるかな」
逢「先輩。不安だったら私が切りましょうか?」
しゅう「大丈夫。僕に任せて」
逢「……このケーキ、周りはクレープの生地で包まれているんですね」

七咲逢誕生日ケーキ2

しゅう「うん。こういうケーキ、初めて見た」

私は黙って先輩のナイフ裁きを見守った。

しゅう「こんな感じかな?」
逢「あ、結構うまく切れていますね」
しゅう「よかった。はい、こっちの大きい方を逢にあげる」
逢「いえ、それは先輩が」
しゅう「遠慮しなくていいから」
逢「……別に遠慮はしていませんが」
しゅう「いいから。大きい方をあげる」
逢「……ありがとうございます」
しゅう「じゃあ、主食をいただきます」
逢「いただきます」
しゅう「……」
逢「……おいしいですね!」
しゅう「うん!このケーキ初めて食べたけど、おいしいな」
逢「私もです。誕生日ケーキはほぼ毎回ショートケーキなので」
しゅう「うん、珍しい感じがする」
逢「先輩、こんなおいしいケーキをありがとうございます」
しゅう「いや、僕にお礼言われても困るなぁ。作ったの僕じゃないし」
逢「じゃあ、こんなおいしいケーキを買って来て下さってありがとうございます」
しゅう「う、うん……」
逢「照れてるんですか?」
しゅう「ち、ちがうよ……苺の真似をしただけだ」
逢「苺の?」
しゅう「ほ、ほら、苺みたいに顔を赤く……」
逢「やっぱり照れていますね。じゃいと顔は赤くなりませんから」
しゅう「い、いや……あ……」

私はまた先輩の唇にキスをした。
何だか照れてる先輩があまりにもかわいくて、ついいじめたくなった。

逢「はぁはぁ……あ!」

先輩から離れようとしたその時、先輩に引っ張られた。
今度は先輩が私の唇にキスをした。
そのまま先輩に引っ張られるようにして倒れ、私が下になって先輩と熱い熱いキスを何度もした。

逢「はぁはぁ……」
しゅう「はぁはぁ……」
逢「もう、先輩。早く食べないとケーキが温まってしまいますよ」
しゅう「ふっ、もう温まっているじゃないか」
逢「えっ?」
しゅう「僕と逢の愛であっつあっつだよ。そう、逢の愛でね!な~んちゃって」
逢「…………クスッ」
しゅう「あ、今笑った?笑ってくれた?」
逢「笑っていませんよ。下らない」
しゅう「嘘だ。口元が緩んだぞ」
逢「笑っていませんから」
しゅう「ふ~ん」
逢「早く……ふふっ……食べましょう……」
しゅう「笑った……ふふっ」
逢「もう、どうでもいいじゃないですか」
しゅう「逢が笑った。僕の駄洒落に笑ってくれた」
逢「え?さっきの駄洒落だったんですか?」
しゅう「とぼけちゃって」
逢「あれは駄洒落とは言いません。それに勝手に人の名前使って……」
しゅう「はいはい」

こうして私の誕生日は例年通り、幸せな一日となった。
ただ、最後の先輩の駄洒落がちょっと許せなかったけど……。
「逢の愛」だなんて……まったく。
でも、先輩の言う通り、「逢の愛」はとても熱いのかもしれませんね。
そう、ケーキを温めてしまうほど熱いですね。



七咲アフターストーリー
エピソード「ちょっと遅めの私の誕生日祝い」
END


まず、お詫びを一言。
こんな大地震で日本列島が大変な最中……
こんなおめでたい記事を上げてしまい……
本当に申し訳ありませんでした!!

ですが、こちらも色々と予定があったり、書く気力が起きなかったりして、結局今という最悪なタイミングになってしまいました。
ケーキ自体は2月21日に購入し、撮影し、一人で逢と完食しました。
ただ、記事を書くタイミングが今という……。

皆さんもおそらく疑問に思われたでしょう。
七咲逢依存症末期患者であり、七咲逢の夫でもある僕、七咲しゅうがその日のうちにこの記事を上げなかったことを。
……えっ?別に疑問でも何ともない?七咲逢をこよなく逢していないから上げなかったって?
またまたご冗談を!そんなわけないじゃないですか!!この僕に限って!!(笑)

ちなみに2月21日の前後に何をしていたかと言うと……
前日、2月20日はゆかなシークレットバースデーライブに行っていました。
参照:ゆかにゃん&むーたんバースデーライブ!!
ライブに出席してケーキを食べて、あまりにもはしゃぎ過ぎて相当疲れたという。
次の日、2月21日はお昼くらいまで寝ていました(笑)
道理でブログが疎かになるわけです(笑)
前日にケーキを食べたというのに、どういうわけか4号サイズのケーキを買ってお昼ご飯として完食しました(笑)
我ながら恐ろしい食欲だと思いました(笑)いや、甘い物は別腹かな?(笑)
まあ、とにかくそんなわけで前日に仕上げて当日になった直後に上げるつもりでいましたが、無理でした。
まるで、バースデーライブを色々な都合で本当のバースデーの約1ヶ月後に実施されたあの方のような……
……おっと、これは言わないお約束。ごめんなさい。

あと、お気付きかもしれませんが、このストーリーは七咲逢が主人公となっております。
たまには主役交代もいいですね。
僕はいつも主役なので正直疲れています(笑)たまには逢が……。
……えっ?だったら俺と主役代われって?俺がおまえの代わりに逢を幸せにするって?
許さない!!そんなの絶対に許さない!!
僕はまだまだ頑張るぞおおおおお!!……他の野郎に逢は渡さない!!(キリッ(笑)
というわけで、主人公の七咲しゅうは今後も妻の逢を幸せにすべく日々精進していきたいと思います!!

追伸
ちょうどお誕生日の歌を書いていた時、一番気持ちが盛り上がっていた時に大地震が発生しました(笑)
静岡県東部で震度6強、僕の住んでいる神奈川県西部も震度5弱でした。
時刻は3月15日22時半頃でした。
いきなりでびっくりしました!!
慌ててTwitterを開き、「揺れてる(posted at 22:32:18)」とツイート(笑)
おいおい、随分余裕だな(笑)Twitterに漬かっている証拠(笑)
いや、Twitterで誰かに自分の危機を知らせねば!!
今回の大地震の情報網として重宝されているTwitter。本当に便利でありがたいです。
……で、何故これをわざわざ書いたかと言うと……僕のせいで大地震が起きたという気がしてならないんです。
こんな大地震で日本列島が大変な最中にこんなおめでたい記事を書いたのがいけないのかと。
まあ、そんなことはないと信じたいのですが、もしそうだとしても……
僕はこのタイミングでこの記事を上げないともう二度と上げるタイミングがないような気がしてならないんです。
現に昨年末のオフ会の記事も1ヶ月以内に上げているので、この記事も……と思い、大至急上げました。
正直、このタイミングで上げられたこの記事が皆さんにとってどう受け取られるかは分かりませんが……
この記事を読んで少しは元気になって下さったらいいなと願っています。
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